総会は、「育成会(おとな)総会」と「こども総会」の2部に分かれて行われます。
「育成会総会」では、おとなの役割について、会則の読み合わせや、短い講和を通して確認しあったうえで、新年度の役員や事業担当を決めていきます。
「こども総会」では、「総会ってなんだろう?」→「みんなで話し合うこと」、「何を話し合うの?」→「いまの学年のふりかえり」と「新しい学年のもくひょう」ということを理解してもらってから、新中1・中3の8人をリーダーにした8つのグループを作って、全員の声を聴き取りました。
リーダーたちが聴き取った内容をホワイトボードに板書。
書かれたたくさんの意見を基に、子どもたちに問いかけながら次のようにまとめました。
<ふりかえり>
◎イベントが楽しかった
◎技ができるようになった
▲グループでの協力
<もくひょう>
技を教えあう
集中しよう
フォロワーシップ
・上の学年の子からは、「下の子に教えてあげたい」という声があり、下の子からは「教えてほしい」という声があったので、「できることを教えあう」ということで「技を教えあうに」
・「しゃべらないで」「静かにしてくれない」「話し合いができるように」とか、「練習をしっかり」などの意見があり、ひとつのグループの意見に「全集中!」があって、みんなに「意味わかる?」と聞いたら、全員が「わかる!」(アニメのチカラ(^_-)-☆)ということで、「練習するときや話し合うときは『集中』しよう」ということになりました。(何回か「集中!」の練習もしましたよ(^^♪)
・「ケンカ」「上下関係」「リーダーに迷惑をかけた」「グループで協力できなかった」などの声があり、「どうまとめたらいいのかな?」と問いかけたところ、中3の子が「フォロワーシップ」とポツリ発言。とってもいい言葉だったので、みんなにその意味を問いかけたり、説明したりして、「お互いに助け合う・支えあう」「人のことを考えて行動・発言する」という意味で「フォロワーシップ」になりました。
ホワイトボードの写真をじっくり見て、子どもの思いをくみ取ってみてください。
4歳のMちゃんも総会に参加して一人前気分。いろいろなところで手を挙げて「発言」していました。
最後はみんなで「なんでもバスケット」で遊んでの2時間半。低学年の子たちにとっては、わからないこともあったけど、上の子たちがていねいにフォローしてくれ、最後まで「集中!」できていました。
20日には家族や友だち、学校の先生たちに呼びかけての「ミニ発表会」を行います。
「子どもの遊びとスポーツの権利」を基礎に、「対話」⇔「活動」⇔「イベント」⇔「対話」というローテーションを通して、自分たちの課題を解決していく道筋を立て、胸を張って歩んでほしいと願っています。